特攻!MISTERY−SPOTS.




新 聞 配 達



投稿者 匿名希望AB 様




初めて投稿します 高校生の時に、早朝体験した事です。

僕は小遣い稼ぎの為に新聞配達(朝4:30位)をしていました。

決まったルートで新聞を配っていると、

少年(小学生位)の新聞配達を毎日見ます(1年間)

しかし、いつもタイミングよく林の一本道に入るため

顔は見た事はありません。

配る時間が、だいたい同じなのですが

林に入る一本道50m手前の所に来ると

決まって向こうから少年が現れ、すうっと一本道へ入ります。

折込みの関係で10分〜20分遅れる時もありますが

同じ場所で少年が、すうっと林の道に入って行きます。

まるで僕が来るのを待っているかのように。

気になって昼間に林の一本道へ入ってみました。

家は全く無く、うっそうとした林です。

林を抜けると廃屋が1軒だけありました。

玄関の中にボロボロの新聞があり取って見たら・・・・・

昭和55年12月の新聞でした。

手に取って目に止まった記事が

○○町○丁目の路地で早朝、轢き逃げ死亡事故の記事が・・

犠牲になったのは新聞配達少年12歳・・・

○○町○丁目は少年を見る一本道の場所なんです。

見に行った時は新聞配達を辞めていたので解りませんが

少年は死んだのが、わからずに新聞配達をしていたのでしょうか?

それとも同じ新聞配達の僕に存在を教えていたのでしょうか?

不思議な出来事でした。

今でも少年は一本道の林で新聞配達をしているのでしょう。



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